月に代わってお仕置きするのもされるのも大好きなpopeどすえ!

さて今回は電気についてです。

海外渡航された事のある方はご存知かと思いますが、日本と海外では
供給される家庭用電源の電圧が違います。

フィリピンの電圧もまた日本と違います。

電圧は公称220V(ボルト)60Hz、コンセントの形は3種類です。
この辺りは海外旅行情報で検索すれば出てくると思いますが・・・・・・

ただフィリピンならではのことがあると・・・・・・
日本にいるつもりで電気を使用すると、あれ?こんなことが起きるの?
とか、ネットで何か作業中にまさかの停電とか、いろいろあるんですよ!

停電(blackout)は嫁が小さい頃はよくあったそうですが、最近は
マニラ周辺はだいぶ減りましたね。何回か帰省した時に1回あるかないか
ぐらいです、たぶん・・・ただ田舎ではまだ停電する回数が多いところも
あるようで、そういうところではろうそくを用意してます。

学生の頃よく停電になると、ろうそくの明かりで勉強したそうな・・・

   ほんまかいな?
いや嫁が言うものですから間違いないと・・・・

あと多いのが漏電事故による火災!
ガス編でも書きましたが、安全意識はまだまだ低くもちろん電気保安協会
なんぞはありませんので、検査なんかありません。
屋内配線も電気工事の資格があるわけないので、家主が自分でやるか
誰かに(もちろんズブの素人)頼むかしてます。
ですから、漏電で感電したり火事になったりするわけですwww
感電で逝く人も・・・・・・・南~無~

ひどいのは泥棒!電気泥棒ですよ!
電柱によじ登り電線の被覆をナイフで剥いて、そこに自前の電線をくくりつけます。
しかも素手に近い簡単な手袋で!
そして自分の家まで引っ張り込んで配線終了!

毎年何人かが感電死しているようです。

泥棒のイラスト

そこまでするかぁ?と思った方、笑って下さい!
たとえ拾った板切れで出来た家でも、中でテレビが見たいのです!
明かりを灯したいのですよ!

心に灯火を・・・
じゃなくて、冗談抜きで危ないんですから。

でもこれはいくらフィリピンでも違法ですから、見つかれば罰せられます。
それと一般の家ではなく、スラム街やスクウォッターなどの不法占拠住居
における話ですからね、勘違いしないように!

普通の家ではちゃんとメーター(電力積算計)がついており、月々の支払いも
ありますよ。
平均1500~1800ペソ、日本円で¥3,200~¥4,000ぐらいだそうですが
エアコンを使うと日本同様上がります。
(嫁の実家の話です!)

倍に!
いかにエアコンが贅沢なものであるか!ということですね。

さらにどろぼうされた電気使用量分も上乗せで請求されるという気違いぶり!
    (システム・ロスと言われている。なにがシステム・ロスじゃ!ボケ!)

さてそれでは実際に電気を使ってみましょう。
まずは差込口は、っと・・・・あれ?

差込口は3種類!日本でお馴染みのものもあれば
海外ならではのものも。形状によっては日本から持ち込んだ物が使えないことも
あります。

それとパソコンや充電器(デジカメやiPHONEなど)は壊れることはないと
思いますが(壊れる可能性は0ではない)もし壊れたらウンがないと
アキラメロン!ですよwww
日本使用で100Vでしか使えないものはどうしましょうか?

ダイボウジですよ、ダンナサン!ちゃんとしてあげますよ~・・・
公称220Vを100Vに下げるには、変圧器と言うものを使います。
これを使えば問題なく使えるようになります。
ただしつなぎ間違うと火を噴きますが・・・

それと注意点が!フィリピンの電圧の変動はかなり大きいことを
知っておかないと大変なことに!
以前テスターを持ち込んで測ったことがありましたが、その変動に・・・

公称220V!実は・・・・

上限240V!下限180V!な、なんと60Vも変動するんですよーー!
びっくりでしょ!だから気を付けないと機器を破損する可能性が・・・
たぶん送電に問題があるのでしょうね、先ほどの停電もそうですが。
もちろんこれも地方に行けば変わってきますが・・・

あ、そうそういくら変圧器を使っても変動した電圧はそのまま出力されますから
気を付けましょうね。


今日も最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。

皆さん、マタ来週~~・・・え?