ようこそいらっしゃいました。腰痛とフィリピン人妻もちの
popeです。
小生が初めてフィリピンの土を踏んだのは、1996年6月のことでした。
当時、小生は建設会社に勤務してましたが、ある下請けさんの社長から飲みに誘われて
フィリピンパブに行った時、今度一緒にフィリピン行きましょうとなったのがきっかけです。

東京にいるときも2,3回ぐらいはお店に行ったことはありましたが、実際フィリピンっていう
国の場所は知っていても、どういう所かまでは知らなかったんです。

仕事の都合上、社長と一緒には行けなかったので、小生は後から一人で行くことになり・・・

一人旅は慣れたものでしたので、特別な思いも何も無くただ飛行機に乗って行ったって感じでしたネェ。
ただ、イミグレーションを通過するときぐらいは少し緊張しましたぁ。

で、無事通過し税関をぬけると、「オレは自由だあぁ」となる訳でです。

ここでちょっとした問題が・・・

出発は成田だったんですが、空港で両替してなかったことに気付きましてね、確か両替所か銀行らしきものが
あったはずと、探すとあ、ありましたありました。


到着したのは、昔のニノイアキノ 今のターミナル1でしたので、その当時はホント暗くその辺うろついてるのは
全員が日本人と見るや金をくれと手を出してくるロクデナシばかりでしたねぇ。

さて、両替所らしき所を見つけ一安心し税関を抜けて左側の方を見ていくと、黒い手が2ヶ所からニュウっと出てこっちへ来いと、おいでおいでをしてるではありませんか。
なんだあれ?と近づくと、両替所が二つ並んでいてそれぞれの窓口からニュウっと出てたんです。
これにはチョッと驚いたと言うか、なんだか気持ちの悪い所へ来てしまったなあと思いました。

両替所の境に立ってどっちにしようか迷っていると、両方からほぼ同時に声がかかり
左側「オイ、ニホンジン カ?コッチガ レート イイゾ」

右側「オマエ ニホンジン?グッド ナ レート ニ シテヤルゾ」

などと言ってくるので、無視をしてると

「おーい、popeさ~ん」と聞き覚えのある声が。

社長がタクシーで迎えに来てくれたのでした。(助かったと思いましたねぇ)
声のするほうへ向かうと、今度はフェンスの向こう側に得体の知れない真っ黒な物体が、両手でフェンスに
しがみついているではありませんか!

到着した家族を迎えに来てるやつばかりではないなと、直感でわかったので出来るだけそっちを
見ないようにして、社長と無事合流できました。

よかったよかったって、えらい所へ来てしもうたと正直思いましたわあ。



これから、ドーパミンがぶっしゅうと出てきまっせー